思春期腰椎分離症とは、、、❔
皆様こんにちは‼
くるめ接骨院・整体院・鍼灸院
西鉄久留米院の木下です(^^)
本日も多くの方々にご来院頂き、ありがとうございます☺☺
本日もスポーツ外傷を得意とする木下の楽しいブログの時間がやって参りました(^_-)-☆
少しの間、お付き合い宜しくお願いします☺☺
本日のブログでは、思春期、14歳前後の男子に多い障害‼‼
腰椎分離症についてお話しようと思います(#^.^#)♪
本日のテーマ、、、
【思春期腰椎分離症とは、、、❔】です☺☺
まずは皆さん😲‼ 思春期腰椎分離症をご存知でしょうか❔❔
《思春期腰椎分離症とは?》
思春期腰椎分離症とは、腰椎椎弓の上・下関節突起間部に起こる疲労骨折の事をいいます。腰の背骨で生じる疲労骨折の事なのです💦💦
思春期、14歳前後の男子に最も多く、そのほとんどがスポーツをしています。
思春期腰椎分離症は全疲労骨折の約50%を占め、全身で最も多いと言われています。好発部位:第4・5腰椎レベル(腰の骨の4番目、5番目の骨に発生する事が多い‼‼)
また、思春期で生じた腰椎分離症がしっかりと治癒せず、偽関節化したものが成人の方に多い『腰椎分離症』となるのです💦💦
思春期腰椎分離症は、背骨の疲労骨折である為、早期発見・早期治療が出来た場合は骨癒合が可能(つまり症状が治る)となる事が多い為、その特徴を知る事が重要と言える障害です‼‼
《思春期腰椎分離症の症状とは?》
①棘突起の圧痛
②体幹伸展時痛(体を後ろに反る動作)
が特徴的な所見です。
しかし、骨折部の近くを神経根が通る事から神経にも炎症が波及したり、神経を刺激する事から腰椎椎間板ヘルニアと誤診されやすいのも特徴です。
また、思春期腰椎分離症の初期は、激痛を訴える事が多いです💦💦
しかし、疲労骨折の為、初期の段階ではレントゲンやCTでは、まだ変化が分からない事が多いのも特徴の一つと言えます‼‼
《思春期腰椎分離症の発生メカニズムとは?》
思春期腰椎分離症の好発年齢は成長期です。
その為、この時期には身長が伸びます。身長が伸びるのは、骨が伸びるからです。
骨が伸びる事により引き起こされる為、筋肉などの軟部組織はその骨の成長に追随するように徐々に伸びていきます。その為、成長期では、骨に対する筋の長さが短くなりやすい時期でもあります💦💦
また、この成長期は骨強度が弱いうえに、急激に成長するため、骨強度がさらに低下している時期です💦💦
※骨強度が低く、筋の柔軟性も低下しているため、疲労骨折など骨の障害が起こりやすい時期となるのです(-_-;)💦💦
股関節屈筋群(股関節を曲げる筋肉)の伸張性が低下すると、骨盤前傾(骨盤を前へ傾ける)を増強させます💦💦また、股関節屈筋群が伸びなくなる事で股関節伸展(足を後ろに広げる)可動域の低下を招きます。
その状態で、バレーボールのブロックなど体幹を伸展させる動作では、骨盤前傾が強い事により、腰椎での伸展が過剰となります。また、ランニングでは、股関節伸展可動域の低下を補う為に骨盤の前傾、腰椎の伸展を強めようとします💦💦
その結果、腰椎(腰の骨)へのストレスが集中するようになり、腰椎分離症を引き起こす事となるのです💦💦
要するに、、、
思春期腰椎分離症の発生には↓↓
【下肢の硬さ(下肢の柔軟性低下)】が影響しやすいという事です‼‼
特に体幹伸展時の骨盤後傾を妨げる股関節屈筋群の柔軟性低下が原因となりやすいのです‼‼
その為、股関節屈筋群が硬くならないように日頃からのストレッチなどのメンテナンスが大切であるという事です☺☺
14歳前後のスポーツをしている男子‼
体を後ろに反らした時、背伸びなどの動作をした時などに腰に痛みが生じた場合‼
思春期腰椎分離症の可能性があります💦💦
早期発見・早期治療が大切なポイントです‼‼
体に不調・痛み‼腰痛など‼
何かありましたら一度当院へご来院ください☺☺
お待ちしております‼‼
最後までブログを見て頂き、ありがとうございます☺☺
スポーツ外傷はお任せ!!
西鉄久留米院 木下でした。
次回もお楽しみに☺☺